-ON/OFFのかたち-

2005.8.1mon~8.30tue 於:TEPCO銀座館

「ON/OFFのかたち」をキーワードに各界を代表するクリエーターが
45㎝角のスペースの上に様々なイマジネーションを展開。
また会期中には「ON/OFF」について、
そこから導き出される”くらし””人生””これから”についてのトークライブが催されました。
蜷川有紀は、「OFFをはぐくむON」と題したオブジェを出品しました。

 


※「OFFをはぐくむON」
OFFという女の人がONを妊り育んでいるところを造形化しました。

「お気に入りmy 家電」

赤い小さな電気ストーブ。
春風が窓ガラスをガタガタ震わせる音を聞きながら
ストーブのあかい火を見つめていた。

家電といってすぐ思い浮かんだのがあのストーブのこと。
ずいぶんながく使っていたので私の独り言をぜんぶ聞いてくれていたのかもしれません。
今はもう手許にありませんが、
十代の頃、ただ漠然と明日が目の前に広がっていた頃を
あのストーブとともに思い出します。

By 蜷川有紀


※8.2S satトークセッション.
テーマ「人生のONとOFF]

パネリスト左から

河原敏文(CGアーティスト)
山岡茂(グラフィク・デザイナー)
蜷川有紀(女優)
團紀彦(建築家)
曽我部雅史(建築家)
大森康宏(国立民族学博物館教授)

 


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