孤篷庵 沿革
1990年代前半から、
フジテレビジョンCGセンターを中心に開発された
バーチャルリアリティの為のシステムが、kohoanの原型です。
単純にリアルタイムレンダラー[renderer]と呼ばれていました。
[renderer]は、最初Silicon Graphics社のIRIS GLを用いて
フジテレビジョンとイマジカ リンクスのスタッフを中心に開発されました。
開発環境はSiliconGraphics ONYX Reality Engine2でした。
使用例では当時の選挙速報のためのバーチャルスタジオがありました。
その後、Silicon Graphics社がIRIS GLを捨てて
OpenGLに移行したため、[renderer]もOpenGLとGLXを使用するように書き換えられ
ました。
開発環境はSiliconGraphics Octane EMXIもしくはSiliconGraphics O2を使用し
ていました。
この段階でもLinuxやFreeBSDにおいても動作するようにある程度
チューニングを行っていましたが、Mesaドライバを利用するしかなく、
ソフトウェアレベルで3次元を描画するのは、
まったく実用的でなく、とりあえず動くか?という程度でした。
そしてXFree86コミュニティやビデオカードベンダーの尽力により、PC-UNIX環境でも
OpenGLハードウェアアクセラレーションが可能となり、
ようやく、[renderer]も主要プラットホームをlinuxに移行することができるよう
になりました。
そのため、開発にかかわった多くの方々の了解により、
名前も新たに[孤篷庵]として、ここにオープンソースとして公開するに至りまし
た。
本プログラムを良く見ると変だな?とか無駄かな?と思うところがかなりあります。
これはIRIS GLのアーキテクチャや思想をひきずっている部分があるからです。
そのため、現在からすると当り前のような機能はありません。
(例えば、パーティクル、シャドウ、コリジョンデテクトなど)
さらに、OpenGLにも最適化されていません。
現時点では、本システムについては、
フジテレビジョンはまったく関知しておりません。
無駄な問い合わせ等をしないようお願いいたします。
[kohoan]