松坂屋デパートメントストア100周年記念企画
蜷 川 有 紀 絵 画 展 薔 薇 ま ん だ ら
於:松坂屋上野店 南館5階 2010年4月28日(水)~ 5月4日(火・祝) 美術画廊 / 美術サロン(最終日は午後5時閉場)
愛する人に抱きしめられたときの、あの素晴らしい気持ち。
熟した果物や美しく咲き誇る花。
信じられない色や鳥や虫。
なんて素晴らしいものが、この地上にはたくさんあるのだろう。
子供の頃に感じていたよりも、現実はもっともっと美しい。
そんな感動を描きたいと思いました。
すべての女性の幸せを願って…。
蜷川有紀
“ 松坂屋上野店 ”
上:松坂屋正面玄関 | 子産石という不思議な地名があります。 そこは、三浦半島の長者ヶ崎から少し東南に行ったあたり。 美しい海を臨むその場所は、泉鏡花の『草迷宮』の題材にもなったところです。 この辺りの土地を掘ると、赤ん坊の頭くらいの丸い石がたくさん出てきます。 手鞠のようなその石を触ると、安産や子宝に恵まれるという言い伝えがあるそうです。 その子産石をイメージしたこの円形のオブジェに、女性たちが逍遥する姿や薔薇やカーネーションなどの絵をほどこしました。 私たち女性が毎日を、豊かで優しい気持ちで過ごすことができますように……。 すべての女性たちの幸せを願って……。 母の日を前に 蜷川有紀 |
“ 大阪心斎橋大丸 ”イベントホール
『蜷川有紀絵画展によせて』ー 植島啓司(人類学者)
蜷川有紀さんの絵は、ちょっと想像できないほどロマンティックで、豪華絢燗で、しかもセクシーだ。
そこで描かれる女性は、母とか、女とか、乙女とかいうジャンル分けを超えて、
なにもかも包み込んでくれるような温かみを感じさせてくれる。
キャンバスからはみ出るかのように描かれている真紅のバラは生殖と豊饒の象徴であって、
そのあいまにさまざまな記憶をよみがえらせてくれる。
本当に才能のある人は何をやっても飛びぬけたことをやってしまうものだ。
実際にご自身の目でそれをたしかめていただきたいと思う。
【バラベーター】
【マタニティボディ】
【EVENT】
ギャラリートークゲスト:鏡リュウジ |
スペシャルイベントゲスト:假屋崎省吾 |
「薔薇まんだら」シンポジウムゲスト:谷川渥、假屋崎省吾、蜷川有紀 |
【GALLERY】
【DRAWING】
-松坂屋デパートメントストア100周年 蜷川有紀展『薔薇まんだら』2010 | 2010 | Art Works | Tags: Baramandara, Yuki Ninagawa, まんだら, ダンテ, 個展, 松坂屋, 芸術, 薔薇, 蜷川有紀, 蜷川有紀、art | Comments (0)